【TOEIC受ける意味ある?】945点保持者がTOEICのメリットを解説します! 

メリット or デメリット TOEIC

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だてめがね君
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こんにちは、だてめがね君です!今回はTOEIC高得点取得者の私がTOEICを受けるメリットを解説します。

政治経済がますますグローバル化している昨今、年々英語の需要が増しています。

就職活動やキャリアアップのためなどTOEICの受験を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし「TOEICを受けても意味がない」「TOEICで高得点をとっても話せない」などTOEICに否定的な意見も見受けられます。

重い腰をあげて勉強しようとしているのにメリットが得られないとなると不安ですよね。

そこで今回はTOEICで945点を取得したことのある私が思うTOEICを受けるメリットを解説します。

だてめがね君の経歴を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

本記事は数種類あるTOEICの中でも「TOEIC® Listening & Reading Test」という最も一般的なテストについて取り上げています。受験する試験によっては当てはまらない情報もあるためご注意ください。

TOEICは受けても意味がない?

TOEICは受ける意味がない?

いざTOEICの勉強を始めようと色々調べてみると「TOEIC意味ない」「TOEIC使えない」などネガティブな意見もちらほら。

マイナスなコメントを目にするとせっかく出たやる気も削がれてしまいますよね。

TOEICは本当に受けても意味がないのでしょうか。

結論から言うとTOEICを勉強したからといって英語が話せるようになるわけではありません

そもそも最も一般的な試験形式である「TOEIC® Listening & Reading Test」は英語を聞く能力(リスニング)と読む能力(リーディング)を測るテストです。

リスニングとリーディングをいくら頑張ったところで話せるようにならないのは当然ですよね。

またTOEICで扱われる英語は比較的簡単なレベルのものが多いです。

TOEICのリスニング、リーディング問題を完璧にこなせても実践的な場ではより高度な英語が使用されついていけないことがほとんど

つまりTOEICをいくら勉強しても話せるようにならないのは当たり前なのです。

ちなみにTOEICには以下のような5種類の試験があり、TOEICというときは一般的に「TOEIC® Listening & Reading Test」のことを指します。

  • 「TOEIC® Listening & Reading Test」
    → リスニングとリーディングの能力を測るテスト。
  • 「TOEIC® Speaking & Writing Tests」
    → スピーキングとライティングの能力を測るテスト
  • 「TOEIC® Speaking Test」
    → スピーキング能力のみを測るテスト
  • 「TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests」
    → リスニングとリーディングの能力を測る初中級者向けのテスト
  • 「TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests」
    → スピーキングとライティングの能力を測る初中級者向けのテスト

出典:国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Programとは」、TOEIC公式ウェブサイト、https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html(閲覧日:2025年4月15日)。

以上の点を踏まえるとTOEICには「英語が話せるようになる」ために得られるメリットはほぼないといえるでしょう。

しかし個人的にTOEICには「英語が話せるようになる」以外のメリットのほうが多いように感じます。

確かにTOEICで高得点をとったとしても英語が流暢に話せるとは限りません。

ただだからといってTOEICにメリットが全くないわけでは絶対にないです。

以降ではTOEIC945点保持者の私が思うTOEICのメリットを4つほどお伝えします!

だてめがね君
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TOEIC受験や英語学習を始める際の参考にしてみてください!

TOEICを受けるメリット4選

「英語が話せるようになる」という観点以外で得られるメリットを4つご紹介します。

経験者でなければ気づけない視点もあるためぜひ最後まで読んでいってくださいね!

① 職場で英語を任されるようになる

【TOEICのメリット①】英語を任されるようになる

最初に紹介するTOEICのメリットは「職場で英語を任されるようになる」です。

個人的にこれがTOEICを受ける上での最大のメリットだと思います。

TOEIC高得点保持者として就職/転職をすると英語に関する業務を任されることが多いです。

実際私が接客業をしていたときもTOEIC高得点取得後は外国人対応係になりました。

だてめがね君
だてめがね君

日本語を話せる外国人も多く英語を話さずに終わることも多々ありましたが…。

当ブログでは、TOEIC高得点を「TOEIC® Listening & Reading Test 800点以上」と定義します。

では職場で英語を任されると具体的に何がいいのでしょうか。

「職場で英語を任されたところで英語が話せるようになるわけではないだろう」と思われた方もいるかもしれません。

しかし英語を話せるようになるためには日常的に使う機会があることが非常に重要です。

最近は英語学習のためにお金を払ってオンライン英会話を受講したり語学留学に行ったりする人も多いですよね。

英語を普段使いできる機会はそれだけ貴重なのです。

また仕事で英語を任されるとなるとそこには責任が生じます。

今まで以上に真剣に英語に向き合わざるえなくなるのです。

事実、私が外国人対応を任されていたときは以下のように四六時中英語のことを考えていました。

「こう言いたいとき英語ではなんて表現するのだろう」

「もっと簡潔に説明するにはこの英単語を使ったほうがいいかもしれない」

「なぜさっきは英語がうまく伝わらなかったのだろうか」等

長らく英語学習を続けていますが、あのときほど英語をするする吸収できたことはありません(笑)

英語は勉強から仕事になった瞬間学習効率が格段に上がります。

職場で英語を任されることによって英語を必死に勉強せざるを得ない環境を手に入れられることはTOEICを受ける最大のメリットといえるのではないでしょうか。

だてめがね君
だてめがね君

結局仕事で英語を使うのが一番伸びるんですよね。

② 就職活動で有利になる

【TOEICのメリット②】履歴書に書ける!

TOEICのメリット2つ目は「就職活動で有利になる」です。

これに関してはすでにご存知の方も多いかもしれません。

数年前には大手企業の楽天に入社するのにTOEIC800点以上が必要ということが話題になりましたよね。

実際楽天現役社員の秋山氏も「楽天では入社までにTOEIC800点以上のスコアが必要で、達成できないと内定が取り消される可能性があるのは事実」(①)と述べています。

また通信教育大手のユーキャンが2024年に行った「2025年に武器になると思う資格に関する調査」では上位にTOEICがランクイン(②)しています。

企業や就活市場においてTOEICが高く評価されていることがわかるのではないでしょうか。

出典:
(①)秋山健太(2024)「楽天で「TOEIC800点必須」は本当?社員の私が直面した現実」、note、https://note.com/goodmobile/n/nf80871085402(閲覧日:2025年4月15日)。

(②)ユーキャン(2024)「【2025年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査】2025年の注目は「アメリカ新大統領が就任予定」、武器になる資格1位は3年連続「FP」」、PR TIMES公式サイト、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001270.000007628.html(閲覧日:2025年4月15日)。

特に学生はTOEICで高得点を持っていれば就職活動の際にガクチカ(学生時代に力をいれたこと)としてアピールできるでしょう。

間違いなくTOEICが英語を頑張ったことの証明になります。

一般的にTOEIC® Listening & Reading Test 600-650点以上から企業にアピールできると言われています。

しかし最近は学生でもTOEIC高得点保持者が多く価値が下がってきているという噂も。

そんなときは以下のようにTOEICを通して培った経験をアピールするよう心がけてみてください。

  • 短期間で目標得点を取得 → 短い時間で成果を出す目的達成力をアピール
  • 大学4年間かけて高得点達成 → 目標達成まで諦めない忍耐力をアピール
  • 対策の結果点数大幅UP → 点数を上げるための課題発見力をアピール

英語力をアピールするだけでなく「そのためにどのような努力をしたのか」「その過程で養った能力はなんなのか」も説明できればTOEICを最大限活かすことができますよ

グローバル化にともない今後ますます多くの企業がTOEICを重視するはずです。

たとえTOEICの勉強が直接英語を話せることにつながらなくても、十分にメリットのある資格だといえるのではないでしょうか。

だてめがね君
だてめがね君

私は履歴書に必ずTOEICの点数を記載してアピール材料にしています!

履歴書にTOEICを書く場合、2年以内に取得した点数を記載することが推奨されています。2年より前のものでも記載は可能ですが企業によっては使用できないためご注意ください。

③ ビジネス英語が身につく

【TOEICのメリット③】ビジネス英語が身につく

社会人にとってビジネスメールを書けることは必須。

昨今は日系企業でも英文メールを書く機会があるとききます。

こういった企業で働く人の中にはビジネス英語をしっかり学びたいと考えている人も多いのではないでしょうか

実はそんな人にとってメリットになるのがTOEICなんです。

というのもTOEICはビジネスに適した英語(ビジネス英語)が中心の試験。

TOEICの勉強をする中で英語圏のビジネスマナーに自然と親しむことができます

ビジネスメールも学ぶことができ試験には英文メールの読解問題が出てくるほどです。

もちろんTOEICだけやれば英文メールが自然と書けるようになるわけではありません。

しかしTOEICで出てくるビジネス表現は英文メールを書く際にとても有益です。

英語圏のビジネスマナーや英文メールに適した表現を増やしたい人が受けて損はないと思います。

だてめがね君
だてめがね君

海外でレストラン予約の電話をした際、TOEICで学んだビジネス英語が役に立ちました!

④ 英語の基礎力がある証明になる

【TOEICのメリット④】英語の基礎力がある証明に!

TOEICの勉強をしても英語が話せるようになるわけではないことはすでにお伝えしました。

しかしTOEICである程度の点数を獲得するためには基礎的な英語力が必要なのも事実。

具体的には600-650点を取ることができれば英語の基礎ができている証明になるでしょう。

逆にこれから英語を学び始める人やすでに勉強をしている人にとっては「TOEICで600-650点以上を取れる」=「基礎が身についている」という指標になります。

英語力を伸ばす上で基礎は非常に重要

TOEICで945点をとった私が言うのだから間違いないです(笑)

実際、以前カナダに留学した際もTOEICで学んだ基礎英語に助けられました。

現在は日常会話程度なら問題ない英語力ですが基礎を学んでいなければ話せるようにはならなかったでしょう。

TOEICをゴールではなく長くつづく英語学習のスタート地点であると捉えるとそのメリットが見えてくるのではないでしょうか。

だてめがね君
だてめがね君

勉強するうちにより高い点数を取りたくなるのも、英語学習のモチベーション維持という意味でメリットだといえますね!

まとめ

今回はTOEIC945点保持者が考えるTOEICを受けるメリットを4つご紹介しました。

TOEICが「英語が話せる」ことに直接つながるわけではないものの、魅力的な点も多くあるとお分かりいただけたのではないでしょうか。

TOEIC受験や英語学習のきっかけになれば嬉しいです。

私が2ヶ月でTOEIC730点→945点に点数アップした学習法が気になる方は下のリンクから!

今後も私のブログを見にきてくださると幸いです。

ブログ以外のSNSもございますので、そちらもぜひチェックしてみてください!

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