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こんにちは、だてめがね君です!今回は私の留学体験をもとにカナダの魅力をご紹介します!
最近海外留学やワーキングホリデーが流行ですよね。
この記事の読者の中にも留学やワーホリを検討している方がいるのではないでしょうか。
特に海外に行ったことがない人にとってどの国を選ぶかは重要です。
今回は私が1年間カナダ(バンクーバー)に留学していた経験をもとに、カナダの魅力8選をお伝えします。
だてめがね君の経歴を知りたい人はこちらも読んでみてください。
本記事は、執筆者が2024年にカナダのブリティッシュコロンビア州に1年間留学していた経験をもとにしています。渡航時期や州によっては当てはまらない情報もあるためご注意ください。
カナダ(バンクーバー)の魅力8選
私が実際にカナダで生活してみてわかったカナダの魅力を8つほどご紹介していきます。
経験者でないとわからない魅力も書いているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
① 物価(為替)が安い

最初にご紹介するカナダの魅力は物価の安さです。
円安が厳しい昨今。
海外に興味があってもそれを断念したり足踏みしたりする理由はその費用ではないでしょうか。
たとえ金銭的に余裕がある人でも費用を抑えられるならそれに越したことはないはずです。
そんなときお勧めしたいのがカナダ。
カナダは主要な留学先の中でも比較的物価(為替)が安く、工夫次第では日本と変わらない生活水準を維持することができます。
実際に留学人気国の物価(為替)を比較した表がこちらです(2025年3月27日時点)。
国 | 為替 |
---|---|
カナダ | 1C$(カナダドル)= 約105円 |
アメリカ | 1$(ドル)= 約150円 |
イギリス | 1£(ポンド)= 約194円 |
オーストラリア | AU$(オーストラリアドル)= 約95円 |
ニュージーランド | NZ$(ニュージーランドドル)= 約86円 |
シンガポール | S$(シンガポールドル)= 約112円 |
ヨーロッパ(EU) | €(ユーロ)= 約162円 |
もちろん為替=物価というわけではありません。
しかし為替が高くなればお財布が厳しくなるのもまた事実。
たとえば、1ドルショップ(日本でいう百円均一)で買い物をするとします。
アメリカやイギリスでは日本円にして150円〜200円かかるのに対し、カナダでは105円で買えるのです。
そう考えると比較的カナダの物価(為替)は安くありませんか?
実際、私が1年間カナダに住んだときも「日本とあまり変わらない生活ができるな」と感じました。
カナダの外食や家賃は日本とは比べ物にならないほど高いです。
しかし自炊をしたりシェアハウスをしたりと工夫をすれば出費を抑えることも可能。
金銭的なハードルが低いことはカナダの魅力の1つといえるのではないでしょうか。

為替の面ではオーストラリアやニュージーランドも魅力的ですが、カナダはアメリカに気軽に旅行できる点も魅力的でした!
② 治安がいい
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日本という安全な国に住む私たちにとって治安は渡航先を選ぶ際の重要な指標となるでしょう。
親の支援を受けていく場合、親を安心させるために治安のいい国に行くことが絶対条件である人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにおすすめしたいのがカナダです。
カナダは世界的に治安がいい国として有名なんですよ!
たとえば、経済平和研究所(IEP)が発表した世界平和指数ランキング(①)では、日本の17位に対してカナダは11位にランクインしています。
またイギリスの経済誌(EIU)による世界で最も住みやすい街ランキング(②)では、カナダから、カルガリー(5位)、バンクーバー(7位)、トロント(12位)が上位にランクイン。
同ランキングで大阪が9位、東京が14位であることを考えるとカナダの凄さがわかります。
カナダがいかに安全で住みやすい国かがおわかりいただけるのではないでしょうか。
出典:
①:Institute for Economics and Peace「Global Peace Index」、Vision of Humanity、https://www.visionofhumanity.org/maps/#/(閲覧日:2025年3月27日)。
②:Economist Intelligence Unit「The Global Liveability Index 2024」、EIU公式ウェブサイト、https://www.eiu.com/n/campaigns/global-liveability-index-2024/(閲覧日:2025年3月27日)。
ただそんなカナダでも危険はいくつか存在します。
カナダはマリファナが合法で都市部でも薬物中毒者が多いです。
またホームレスも多く存在します。
私が出会った現地の人ですら薬物中毒者やホームレスが多いエリアには近づかないようにしていたほどでした。
いくら治安のいいカナダであっても日本の感覚で夜間出歩いたり目的地をよく調べずに出かけたりすることは控えるべきでしょう。
逆にいえばそういった点さえ気をつければカナダは治安がいいです。
私自身留学していた1年間で身の危険を感じたことは一度もありませんでした。

外食に出かけた際、持ち物を置いたままお手洗いに行く人も多く見かけたほどです。
今や日本ですら夜間に出歩くのは危険といわれています。
日本で気をつけていることをカナダでも気をつけるようにすれば日本と同じ治安水準で暮らすことが可能です。
世界の中でも治安がいい国であること。
日本人にとって魅力に感じる点ではないでしょうか。
③ 日本食や日本の製品が手に入りやすい

日本では質のいい商品を安価な価格で手にいれることができますよね。
使い慣れている日本製品を海外でも使い続けたい人も多いのではないでしょうか。
実はカナダは日本食/日本の製品を手にいれやすいです。
バンクーバーなどの都市部に行けば日本の食品や文具、衣服を買えるのはもちろんのこと、郊外のローカルスーパーなどでも日本のものが手にはいります。
このリストは私が実際にカナダで購入した日本食/日本の製品の一例です。
カナダの都市部郊外にあるローカルスーパーで買える日本食については以下の記事でまとめています。
価格は日本と同じとはいきませんが、それでも食べ慣れた和の食材や日本の製品が手に入るのは嬉しい人が多いのではないでしょうか。
特に近年の円安の中、海外渡航後にどれだけ節約できるかは自炊の可否にかかってきます。
作り慣れている/食べ慣れている和食を気軽に自炊できる環境が整っているカナダは日本人にぜひおすすめしたい渡航先の1つです。
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和食が大好きな私にとってカナダはとても生活しやすかったです!
④ バンクーバーの水道水は日本と水質が同じで、しかも飲める!

前章にてカナダでは日本の製品が手にはいりやすいことをお伝えしました。
カナダではBioreの洗顔料などの日本のスキンケア用品も買うことができます。
ただ日本のスキンケア用品を海外で使う上で大事なのが日本と同じ水質であることです。
日本のスキンケア用品は日本の水質、つまり軟水で使用すること前提で作られています。
日本とは異なる水質(硬水)の国で使用すると泡立たないなどの問題が起こってしまうのです。
せっかく日本の製品が買えても使えなかったら意味がないですよね?
ご安心ください。
バンクーバーの水質は日本と同じなので日本のスキンケア用品が問題なく使用できます!
またバンクーバーの軟水は日本米を炊くときも当然使えますし、蛇口にミネラルが詰まらない(硬水だとミネラルが固まり水の出が悪くなります…)点などもメリットですね。
バンクーバーとは異なり、トロント、モントリオール、カルガリーなどの都市の水質は中硬水〜硬水のため、日本のスキンケア用品が泡立ちにくい恐れがあります。
さらにカナダの水道水は飲むことも可能です(地域によって軟水、硬水の違いはありますが)。
カナダでは節約ライフを送っていた私も、水道水が飲めたことによって水を買う必要がなくなりとても助かりました。

カナダの水道水の味にクセを感じる場合はBRITAという浄水器を買うことがおすすめです。味が少しまろやかになって飲みやすくなりますよ!
⑤ カナダはコンセントの形も日本と同じ

海外に行く際は変換プラグを持っていったほうがいいと聞いたことはありませんか?
確かに多くの国ではコンセントの形が違ったり電圧が違かったりと、変換プラグを持っていかなければならない場合が多いのも事実です。
しかしカナダには持っていく必要はありません。
水道水同様カナダはコンセントの形も日本と同じだからです。
世界で使用されているコンセントの形は実は何種類かあるのですが、日本とカナダのコンセントは同じAタイプ。
日本で買った電化製品も問題なく使用することができるんです。
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パソコンや電動シェーバーなど日本から持っていったものがコンセントにさすだけで使えたのは楽でしたし、初期費用も抑えられて助かりました!
カナダと日本で電圧が異なる点には注意しましょう。熱や光を発する日本製の電化製品(ドライヤーや炊飯器、卓上ライト等)をカナダで使うと電圧差で発火する恐れがあります。
熱や光を発する電化製品に関しては現地で調達するか、世界の電圧に対応したものを日本で買って持っていくなどして対応するのが◎です。
⑥ 英語が聞き取りやすい
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語学留学に興味がある人にとって英語が聞き取りやすい国は魅力的に映るのではないでしょうか。
そんな人にうってつけなのがカナダです。
カナダはアメリカに近いせいか日本人にとって聞き取りやすい発音をする人が多くいます。
またどっぷりと浸かる英語が聞き取りやすいことは、つまり聞き取りやすい発音で英語をマスターできる可能性も高いということ。
カナダは英語を身につける環境としては最適なんです。
なおカナダにも聞き取りにくい英語を話す人もいる点には注意が必要。
カナダは多国籍国家のためカナダ英語に加え、インド英語、中国英語、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語等も話されています。
特にインド英語、オーストラリア英語(個人的にはイギリス英語も)は聞き取るのが難しく。。。
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何度も聞き返すうちにため息をつかれたことなんて日常茶飯事でした…
ただカナダには英語が堪能ではない人に寛容な人も多いです。
カナダで仲良くなった人の多くは、私が英語を流暢に話せないとわかるとゆっくりと話してくれたり単語の意味を教えてくれたりする優しい人たちでした。
こういった優しい人が多いことも英語を学ぶ上ではとても重要です。
発音に加えてカナダ人の国民性も渡航先を選ぶ際の参考にしてみてください。
⑦ 日本好きな人が多い
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7つ目に紹介するカナダの魅力は日本好きの人が多い点です。
近年は世界的に日本文化がある種ブームとなっています。
日本に観光に来る外国人も多いですよね。
カナダも例外ではなくアニメやJ-pop 、日本食が好きだという現地人は多くいます。
私はカナダの大学に1年ほど留学していたのですが、そこでは日本語の語学クラスが開講されていたり日本文化クラブがあったりといたるところで日本を身近に感じました。
実際、私が仲良くなった人たちはほとんどが日本好きな人たちです。
中には日本のアニメを見ていたら日本語が話せるようになってしまったといって、結局英語を話すところを見ずに終わった友人もいたほどです。
正直私は英語がペラペラというわけではありませんでした。
人と仲良くなるには不十分なレベルであったのにもかかわらず友人ができたのは、カナダが日本人であるというバックグラウンドを活かせる土壌であったことが大きいでしょう。
今海外渡航を考えている人やすでに準備中の人の中には私と同じように英語がまだ流暢でない人も多いと思います。
そんなときカナダでは日本人であることがきっと役に立ちます。
英語力や話力に自信がない人にほど日本好きな人が多く友人が作りやすいカナダはおすすめです!

留学中に書いた大学のレポートでも日本人ならではの視点を取り入れると評価が高くなったことがありました。留学生を大事にしてくれるため学生にもカナダはおすすめです!
⑧ カナダには虫がいない!
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日本国内で引越しをする際、移住地の虫事情を考慮にいれるという人も多いはず。
海外に行く際もぜひ渡航先での虫事情を考慮に入れましょう。
かくいう私も渡航先を選ぶ際、虫が多いオーストラリアやアメリカの低緯度地域は真っ先に候補から外しました(笑)
そんな虫嫌いな私が選んだカナダには虫が全然いません!
もちろん地域にもよりますが、カナダは全体的に虫が少ないと思います。
私が滞在していたブリティッシュコロンビア州はカナダの中で最も温暖な地域だったのですがそれでも虫はあまり見かけませんでした。
もちろんゼロというわけではありません。
ただよく見る虫もてんとう虫、ミツバチ、シルバーフィッシュ(フナムシのような見た目と俊敏性ですが、非常に小さく透明なためそこまで不快感はありません)くらいです。
虫嫌いな人が特に苦手なゴキブリや蛾、ムカデなどは一度も見ませんでした。
虫嫌いな人にとっては数少ない避虫地なので、渡航先選びの際はぜひカナダも検討してみてください。
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一人暮らしは特に虫の有無がQO Lに影響しますよ…!
まとめ
今回はカナダの魅力8選について、私の実体験をもとに記事を執筆しました。
海外渡航の際にぜひ参考にしてみてください。
今後も私のブログを見に来てくださると幸いです。
またブログ以外のSNSもございますので、そちらもぜひチェックしてみてください!
<お仕事の依頼はこちらまで>
Gmail:dateglasses17@gmail.com
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