本記事は11分で読めます。

こんにちは、だてめがね君です!
海外のスーパーと聞くと広い店内に色とりどりの商品があるイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
海外に興味がある人にとって、スーパーって1つの夢だったりしますよね!
私は約1年間カナダに留学していた経験があり初めて現地のスーパーに訪れたときは感動しました。
ただ、同時に日本のスーパーとの違いに戸惑ったことも事実。
今回の記事ではそんな私の経験をもとに「カナダのスーパーでの買い物の仕方」をまとめました。
本記事は私が2024年にカナダのブリティッシュコロンビア州に留学していた経験をもとにしています。州や時期によっては情報が異なりますのでご注意ください。
カナダのスーパーでの注意点5つ
カナダで初めてスーパーを訪れたとき、「THE 海外」な店内にとてもワクワクしました。
ただ、そんなワクワクも束の間様々な困難に遭遇します。
「どこから店内に入るかわからない」
「店内のどこに何があるのかわからない」
「英語表記で本当に求める商品か確信が持てない」
「レジで何を聞かれているか聞き取れない」
海外初心者ゆえの災難を次々と経験し夢だったはずのスーパーが少しトラウマに。
今は克服しましたが、下調べをしていけばこんなことにはならなかったはずです。
以下では、そんな私が思うカナダのスーパーで知っておくべきあれこれをご紹介します!
この記事で、十分な準備をしてからスーパーに赴きましょう!
① 出入り口
私がカナダのスーパーで最初に困ったもの。
それは出入り口です。
日本のスーパーは基本どのから出入りしても大丈夫ですよね。
ですがカナダでは入口用と出口用のゲートが別で目的に応じて使い分けが必要なんです。
もちろんゲートを間違えても怒られることはありませんのでそこはご安心ください。
ただ、たいてい買い物かごは入口付近に置かれているので出口からだと遠回りになってしまいます。
.png)
あと単純に間違えると周りの視線が恥ずかしいです
入口ゲートには「Enter」、出口ゲートには「Exit」と表記があります。
スーパーを訪れる際はよく確認するようにしましょう。
② カート利用
カナダの商品は基本サイズが大きく少しの買い物でも荷物が多くなりがち。
そんなときはカートを利用するのが便利です。
ただ、カート利用にはコインが必要なことが多く注意しなければなりません。
私はそれを知らなかったため余分な小銭を持っておらず、泣く泣くカートの使用を諦めたことがありました。
さらに厄介なのがお店によって必要なコインが異なる点。
1ドルのスーパーが多いですが、場所によっては他のコインが必要なところもあります。
カナダ各スーパーのカート料金をこちらでまとめているのであわせてご覧ください。

なお、カート利用に必要なコインはデポジット(一時預かり金)なので、カートを返却すれば返ってきます。その点はご安心を。
③ 量り売り

カナダのスーパーでは野菜や果物など包装のない商品はたいてい量り売りです。
量り売り商品の値札には写真のように〇〇/LBと表記があります。
これは1LB(1ポンド)あたり2.49ドルを意味します。
1LBは約453.6グラムです。
当然ですが量り売りコーナーには計りも置いてありますので正確な値段を知りたい場合は利用してみてください。
.png)
私は量り売りに慣れることができず毎回レジでハラハラしていました(汗)
④ エコバッグ
最近は日本でもエコバッグでの買い物が主流になってきましたよね。
カナダでもそれは同じで、なんなら今やビニール袋を見かけることはほぼないです。
というのもカナダでは布製のレジ袋しか置いていないスーパーがほとんど。
布製のレジ袋は有料なのでエコバッグを持参し忘れると余計な出費になってしまいます。
ただ、初めてカナダに行く場合は記念に、旅行ではお土産として買うのもおすすめです!
⑤ レジ利用
最後にレジを利用する際の注意点についてお話しします。
利用方法にあわせて会計時に使える英語表現もまとめたのでぜひ参考にしてください!
利用方法
カナダのスーパーは一部のアジアンスーパーを除き基本レジがベルトコンベア式です。
そして海外初心者がやりがちなのがベルトコンベアに買い物カゴごと乗せてしまうこと。
もれなく私もやってしまい店員さんから注意を受けました。。。
-1.png)
日本では店員さんが商品をカゴから出してくれるので注意されたときはびっくりしました。
私のように恥をかきたくない方へ、以下が正しいやり方です。
- ベルトコンベアの上に買い物カゴの商品を全て出す。
- 空の買い物カゴはベルトコンベアの下に置く。
- 後ろの人の商品と混ざらないように、自分の商品の後ろに仕切り用の棒を置く。
なかなか初めはわからないですよね💦
なお、カナダのスーパーにはたいていセルフレジもあります。
ちゃんとできるか不安な方はセルフレジも検討してみてください!
会計時に使える英語表現
会計時に使える英語表現もまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
- 挨拶(しない人もいるのでそんなときは②へ)
- (店員)Hi, How are you?:こんにちは、調子どう?
- (自分)I’m good.:いい感じです。
- 袋の確認
- (店員)Do you need a bag? :袋はいりますか?
- (自分)Yes, please. / No, I’m good. :お願いします。/結構です。
- ポイントカードの確認
- (店員)Do you have a point card? :ポイントカードはありますか?
- (自分)Yes, here you are. / No, I don’t have it. :はい、これでお願いします。/持ってないです。
- 会計金額と支払い方法の確認
- (店員)That’ll be 〇〇. Cash or Card? :合計〇〇ドルです。現金とカードどちらで支払いますか?
- (自分)In cash, please. / By card, please.:現金で/クレジット(デビット)カードでお願いします。
- レシートの受け取り
- (店員)Here is your receipt. Thank you. Have a good day! :こちらレシートです。ありがとうございました。良い一日を!
- (自分)Thank you. You, too! : ありがとうございます。あなたも良い一日を!
.png)
カナダでは日常的な会話ですが日本語にすると変な感じですね(笑)
知らないと驚くカナダの食品事情4選
さて、ここまではカナダのスーパーで買い物する際の注意点をお伝えしてきました。
ここまででも結構な情報量ではないでしょうか。
ただ、カナダのスーパーには日本とは違う点がまだまだたくさんあります。
ここからはスーパーで売られている食品について知るべきこと4選をご紹介します。
① 卵
日本では非常に新鮮な卵を近所のスーパーで手軽に手にいれることができます。
カナダの卵も悪くはないのですが、やはりいくつか日本とは違う点が。
以下でお伝えしますね。
カナダの卵は賞味期限が脅威の1ヶ月
私がカナダで卵を初めて買ったときに一番驚いたのは賞味期限が1ヶ月もあることです。
日本の卵は基本2週間しか持たないので、その倍の賞味期限を見た時は衝撃でした。
留学してから間もない頃は本当にそんなにもつのだろうかと毎日ハラハラ。
しかし結局賞味期限ギリギリで食べてもお腹を壊すことはありませんでした。
むしろ慣れてくると急いで消費することもないため快適に。
特に一人暮らしだと卵って意外と消費できなかったりするんですよね。
今は日本で暮らしていますがちょっとだけカナダの卵が恋しいです(笑)
カナダでは賞味期限のことをBest Beforeといいます。
ヒビには要注意。買う前に確認を。
日本で卵を買うときまず割れているかなんて心配しませんよね。
少なくとも私はしませんでした。
しかしカナダでは卵が割れていることも割とあります。
帰ってからヒビが入っていることに気づくなんてことも。
最悪の場合、エコバッグの中が卵液でめちゃくちゃになるかもしれません。
日本にいると買っていない商品の蓋を開ける習慣がないので最初は戸惑いますよね。
ですがカナダで卵を購入する際は必ず中身を確認するようにしてください。
カナダの卵は生で食べられない!?
生で食べられるほど品質が良く卵かけご飯を愛する方も多いのではないでしょうか。
でもこれカナダでは当たり前ではないんです。
そもそもカナダでは生卵を食べる習慣がなく基本的に卵は生食用に作られていません。
カナダ政府は卵に関して、生卵は有害な細菌を保有しているリスクがあるとした上で、最低でも内部温度が74度以上になるよう調理してから食べることを推奨しています。
出典:カナダ保健省「Egg Safety」、カナダ政府公式ウェブサイト、https://www.canada.ca/en/health-canada/services/meat-poultry-fish-seafood-safety/eggs.html(閲覧日:2025年2月28日)。
ただ、ネットで調べると生食できるという情報もちらほら。
カナダ在住の日本人の中には気にせず生で食べる人もいるようです。
ただ、もしカナダで卵を生食する場合は自己責任になってしまうのでご注意を。
もちろん、卵の生食に関して当ブログは一切責任を負いません。
.png)
食中毒になるのが怖くてカナダでは一度も生卵を食べませんでした(汗)
カナダの卵は品質に応じてA~Cのランクに分類されます。パッケージにランクの表記がないなど品質が確保できないものは買わないようにしましょう。
② 牛乳
卵の次はカナダの牛乳についての耳より情報をいくつかご紹介します。
カナダは牛乳も1ヶ月もつ
先ほどカナダの卵は賞味期限が1ヶ月ほどあるとお伝えしました。
実は牛乳も1ヶ月もつんです(笑)
日本で牛乳は足がはやい食品ですがカナダでは真逆。
私自身カナダ留学中に牛乳の賞味期限を気にしたことなんて一度もありませんでした。
カナダの牛乳は種類が豊富
カナダで牛乳を買う際に賞味期限以上に驚かされるのがその種類の豊富さ。
カナダでは乳脂肪分ごとに4種類の牛乳が販売されています。
具体的には、
- Skim milk(スキムミルク):無脂肪乳
- 1%:低脂肪乳
- 2%:薄い牛乳
- 3.25%:濃い牛乳
があります。
日本には普通の牛乳と低脂肪乳の2種類くらいしかないので驚きますよね。
ちなみに日本の牛乳に一番近いといわれているのは3.25%です。
ただ、私は3.25%が少し濃く感じてしまい最終的に2%に落ち着きました。

3.25%は脂肪分が多いせいか若干甘く感じるんですよね。
他にチョコ風味の牛乳などもあります。
カナダのスーパーを訪れた際はぜひ自分好みの牛乳を探してみてください!
③ お米
ここまでカナダの卵と牛乳についてお話ししてきました。
次はカナダでのお米事情をご紹介します。
カナダでお米は売ってる?
これからカナダに来る人の中には、近所のスーパーでお米が手に入るか気になる方もいるのではないでしょうか。
かくいう私もお米が大好きな人間なので留学前はとても不安だったのを覚えています。
しかしご安心ください!カナダでもお米は売っています!
ただ、スーパーのお米コーナーには日本のお米に近いもののほかにタイ米なども売っているため注意が必要です。
では日本米と似たお米を買うには何を買えばいいのでしょうか。
よく日本米に近いといわれるのが「カルローズ(Calrose)」というカリフォルニア産のお米。
これは私も実際に食べてみたのですが、確かに日本米に近い味で美味しかったです。
日本で食べるお米と比べると少し味は落ちますがそれでも問題なく食べられました。
ただ、このカルローズ(Calrose)にも結構いろんな種類があって若干味が異なる模様。
そこで、もし迷ったら個人的におすすめなのが「Rice for sushi」や「Suchi rice」の表記があるものを買う方法です!
これは「お寿司用のお米」を意味していて、日本のお米と限りなく近い味を楽しめます!
カナダのスーパーでお米を買う際には、ぜひ「Sushi rice」を探してみてください!
.png)
自分はぶっちゃけお米さえあればどこでも生きていけます(笑)
④ 粉製品
最後に、カナダで粉製品を買う際の注意点です。
まさかの箱に直入れ。。。カナダのワイルドな粉製品。
「せっかくカナダに来たのだからパンケーキでも作ってみようかな」
これカナダあるあるだと思います。
普段は絶対しないのに海外にいるとなぜかスイーツ作りとかしたくなっちゃうんですよね(笑)
ただ、そんなとき注意して欲していただきたいことが。
カナダでは粉製品が箱に直入れされていることが多いんです。
特に1人だとそんなに食べられないので半分は別日に持ち越すことになるでしょう。
しかしどうも箱だけだと保存する上で大丈夫なのかどうしても心配になってしまいます。
カナダで粉製品を買うときは直入れでない商品を探したり保存用にジップロックを買ったりするなど、保存しやすい工夫をしてくださいね。
.png)
日本ではあり得ないですよね。。。
カナダでの買い物に関する豆知識4つ
本記事の最後にカナダでの買い物に関するプチ情報をまとめました!
① 果物
カナダのスーパーで売られている果物は日本と比べると質があまり良くないです。
りんごやオレンジ、キウイなどは美味しく食べられますが、いちごやブドウ、桃などの果物をスーパーで買うのはおすすめできません。
ファーマーズマーケットなど、地元の農家から直接買うことができる場所やイベントでは比較的新鮮で美味しい果物を手に入れることができるため、検討してみてはいかがでしょうか。
② 薄切り肉
自炊する人の強い味方であるお鍋。
カナダでもお鍋を作りたくなること間違いなしでしょう。
そんなときに注意していただきたいのが1つ。
実はカナダのスーパーではお鍋料理によく使う薄切り肉が手に入らないんです。
もちろん薄切り肉がなくてもなんとかなります。
ただ、すき焼きやしゃぶしゃぶをするときは薄切り肉がないとさすがに寂しいですよね。
HマートやT&Tなどのアジアンスーパーでは薄切り肉が買えるため、大量買いして冷凍しておくのも手かもしれません。
③ 缶詰
トマト缶やツナ缶など、カナダは何かと缶にするのが好きな印象があります。
確かに缶は開封しない限り常温で置いておけて賞味期限も気にしなくて良いので楽は楽です。
ただ、1つ難点なのがカナダの缶製品は缶切りがないと開けられないものが多いこと。
さらにカナダの缶切りは回転式がほとんどで結構お値段するものが多いんですよね。

カナダで長期滞在する際は手頃で使い慣れた日本のテコ式缶切りを持ってくることをおすすめします。
④ メープルシロップ
カナダといえばメープルシロップですよね!
カナダに来ると、スーパーでついついメープルシロップに手が伸びてしまうことも。
ただ、現地のカナダ人曰くスーパーで売っているメープルは「fake (偽物)」だそうです(笑)
ただ、確かにお土産店やファーマーズマーケットで買う方が瓶のデザインが洒落なので、記念として買うならスーパー以外がいいかもしれません!
.png)
彼はどういうつもりで「fake」と言っていたのか。。。(笑)
まとめ
今回はカナダのスーパーで買い物をするときに知っておくべきことをご紹介しました。
日本と違う点が多くて驚いた方もいるのではないでしょうか。
こちらのページではカナダにある主要なスーパーについてまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
今後も私のブログを見にきてくださると幸いです。
またブログ以外のSNSもございますので、そちらもぜひフォーローしていただけると幸いです。
<お仕事の依頼はこちらまで>
Gmail:dateglasses17@gmail.com
コメント