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こんにちは、だてめがね君です!今回は留学経験者の私が海外で授業についていく秘訣をお教えします。
留学と一口に言っても正規留学や語学留学、高校留学など様々なものがあります。
中でも大学生に人気なのが交換留学。
留学先の学費は免除されることが多いため費用も抑えられて魅力的ですよね。
交換留学目的で大学に入学した人もきっといるでしょう。
しかしいざ交換留学に行こうにも英語で授業についていけるか不安で躊躇してしまいがち。
私がカナダに留学したときも渡航直前まで不安でいっぱいでした。
今回の記事では昔の自分のように不安を抱える人に向けて「交換留学で授業についていく秘訣」をお教えします。
私の実体験をもとに執筆しているのでぜひ最後まで見ていってください!
だてめがね君の経歴を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
本記事は英語圏へ交換留学に行きたい文系学生を対象にしています。留学の種類や渡航先によっては当てはまらない恐れもありますのでご注意ください。
だてめがね君の留学経験について

最初に私の留学経験から簡単にご説明します。
2023年に当時在籍していた大学の交換留学制度を使いカナダに渡航しました。
留学期間は約1年。
人生で初めての海外経験でしたが緊張はあまりしませんでした。
むしろ「本当に自分はカナダに行くのだろうか」といつまでも実感が湧かなかったことを覚えています。
留学前の英語力に関してもお伝えしておきますね。
こちらが当時取得していた英語資格の一覧です。
外語大学に在籍していたからか留学未経験ながら英語力はそれなりにありました。
たった2ヶ月でTOEIC730→945に点数アップした勉強法はこちらをご覧ください。
日本の大学における専攻はコミュニケーション学でしたが、留学先では「グラフィックデザイン」「コミュニケーション」「英語」など幅広く授業を履修しました。
留学先でグラフィックデザインを学んでいるのは少し異色かもしれませんね(笑)
ただそれ以外は典型的な文系学生の交換留学ではないでしょうか。

他の交換留学生たちもほとんどが文系学生でした。
留学していたカナダの魅力についても執筆しているのでぜひチェックしてみてください。
海外大学の授業って難しいの?
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私の留学経験についてなんとなくわかっていただけたでしょうか。
本記事では、そんな私の留学経験をもとに「留学で授業についていく秘訣」をお伝えしていきます。
ただその前にひとつ読者の皆さんに聞きたいことが。
みなさん「留学先の授業って本当に難しいの?」と思っていませんか?
英語で授業を受ける分大変なのは容易に想像がつきますよね。
ただそうはいっても誇張しているだけなのでは、と懐疑的な人もいるかもしれません。
結論から言うと海外で授業についていくのはとても大変です。
授業にもよりますが確実に寝不足にはなります。
留学先で学んだことのない分野に挑戦するなんてもってのほかでしょう。
もちろん留学中未経験の分野を学んでいた人がゼロだったわけではありません。
しかしそういう友人たちはみな常に疲れた顔をしていて大変そうでした。
日本の大学の専攻に近い授業をとっていた私ですらギリギリだったにも関わらず、彼らはどうやって1年を乗り越えたのか…。
よほど英語が堪能であるか頭が良くない限り、海外の授業についていくのはとても難しいとご理解いただきたいです。
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お恥ずかしながら留学中に落としてしまった授業も1つあります(汗)
留学中に授業についていく秘訣
ここからは1年間の留学生活を経て覚えた「海外留学で授業についていく秘訣」をご紹介していきます。
留学経験者でなければ気づけないコツもあるためぜひ最後まで見ていってください!
予習は全力でする

最初に紹介する秘訣は「予習は全力でする」です。
当たり前かもしれませんが留学中授業についていくためには必須の項目。
日本の大学には予習が必要ない授業も多いですよね。
定期試験以外は勉強したことがないという学生も多いのではないでしょうか。
一方海外ではひと授業につき毎週20ページのリーディングが課されることが日常茶飯事。
1学期に4つ授業をとった場合毎週80ページもの読書課題をこなす必要があります。
なおこういった課題はあくまで予習として出されるため追加でレポートの提出を求められることもあり非常にきついです。
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留学中に出会った友人はあまりの読書量に涙を流していました…。
これだけ課題が多いと人間誰しもサボりたくなるもの。
しかし少しの気を抜いただけで一気に授業についていけなくなります。
サボった分を取り返ほうが数倍大変なので頑張って予習するようにしましょう。

なお予習を頑張ることで復習が楽になるというメリットもあります。
私は留学中上の写真のように、教科書の余白に内容をまとめるという方法で予習していました。
こうすることで見返す際にまとめだけ読めばいいため効率的に復習することが可能です。
また自分の言葉でまとめると頭に残りやすくなり理解も深まります。
このやり方はひとつの例に過ぎませんが予習を丁寧にするほど後々楽になるのです。
留学は時間との戦い。
予習、復習、課題等をすべてこなすのが難しいと感じたときは予習だけでも全力でやってみてはいかがでしょうか。

教科書で出てきた内容が自分の生活とどう繋がっているかもまとめておくと、レポートのネタにもなっておすすめです!
留学先で学ぶ内容と似た授業を日本で履修しておく
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次にお伝えする秘訣は「留学先で学ぶ内容と似た授業を日本で履修しておく」です。
大学の交換留学制度を利用する場合、2、3年次に渡航する人が多いと思います。
実は、渡航前に留学先の授業と似た科目を学んでおくと、留学中に授業についていくのがグッと楽になるんです。
というのも英語の授業を聞き取れるかはその分野の背景知識の有無が大きく関係します。
たとえ英語があまり得意でなくても知識さえ豊富なら上級クラスについていける可能性も。
事実、私が留学先でグラフィックデザインの授業を受けたときも日本の大学で少し学んでいたおかげでほぼ100%授業内容を理解できました。
外語大学の授業でしたから事前に学んだといっても「かじる」程度だったはず。
それにもかかわらず、こんなにも留学先の授業が楽になるのかと驚きました。
また留学先でレポートを書くときも、日本ですでに似たレポートを執筆していればその内容を応用できます。
学生の「個性」を重視する海外大学では日本の事柄に絡めて執筆すると評価が上がるので、いい成績もとれていいことづくし。
事前に少しでも勉強しておくだけで留学先の授業難易度が驚くほど変わるため「留学先で学ぶ内容と似た授業を日本で履修しておく」はやって損はありません。
個人的にもこれが最も効果のある秘訣だと感じたのでぜひ試してみてください!
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背景知識がある分予習が楽になるのもメリットでした!
レポートの執筆にGrammarlyを使う

みなさんはGrammarlyというアプリをご存知でしょうか。
Grammarlyは英語で書いた文章の誤字脱字や文法ミスをチェックしてくれるアプリで多くの留学生が活用しています。
無料で使うことができるにも関わらず、より自然な表現の提案までしてくれる優れもの。
留学中どれだけGrammarlyにお世話になったかわかりません(笑)
Grammarly(グラマリー)公式サイトはこちらから:https://www.grammarly.com
レポートの評価は授業全体の成績に関わってきますから、質の良い文章を書けることはとても重要です。
しかし内容が良くても誤字脱字や文法ミスが多いとやる気がないと思われて評価が下がってしまう恐れが。
些細なところで点数を落とさないためにもGrammarlyは積極的に活用しましょう。
たとえライティングが得意という人でもGrammarlyを使うことでさまざまな表現に出会えますよ!

Grammarlyは執筆したレポートの完成度を100点満点で評価してくれるため、毎回90点以上になるよう心がけていました。
先生によってはGrammarlyの使用が不正と捉えられる場合もあります。Grammarlyを使う際はあくまで自己責任のもとで行ってください。当サイトは一切責任を負いません。
事前に準備できない課題でもできる限り準備する

今まで紹介してきた「海外で授業についていく秘訣」は、予習や背景知識の補填など事前に準備できることが多かったと思います。
しかし海外の大学では事前に準備できないことを要求される機会も多いです。
たとえば、私の場合は期末試験として授業時間2時間の中でレポートを書くことを求められました。
日本語でも即席でレポートを書くなんてハードルが高いのに、英語で書かなければいけないとなるともう絶望しかありません。
配布されたレポート用紙に手書きする形式だったため頼みの綱であるGrammarlyも使えず…。
しかしそんな八方塞がりの状況でもできる限りの準備をしましょう。
幸いそのときは事前にレポートのテーマや何文字以上といった執筆条件が明かされていました。
そのため事前にレポートを仕上げた上でそれを一言一句暗記するという荒技を強行。
試験当日覚えた内容を用紙に書き写すことでことなきを得ました。
他の授業の課題が山積みの中暗記までするのは骨が折れましたが、即興で対応できるほど英語力がない自分に選択肢はありませんでした。
なお場合によっては試験の内容が全く明かされないこともあるかもしれません。
絶望どころかパニックにすらなりますが、そんな状況でもできることはあるはず。
今までの授業を見返して試験に出そうなところを復習するなど最後まで最善を尽くしましょう。
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授業中に突然「5分で準備してカナダのresidential school(先住民を白人社会に同化するための寄宿学校)についてプレゼンして」と言われたときはもうパニック。結局うまく発表できず今でもトラウマですが、強く生きています…。
先生を頼る

「先生を頼る」のも立派な秘訣の1つです。
日本では授業が難しいからといって先生に相談することは珍しいですよね。
しかし海外では先生と生徒の距離が近く学生は気軽に相談に行きます。
実際、私が留学中あまりの課題の多さにメンタルがやられてしまったとき先生が「今日は授業を欠席していいからしっかり休みなさい」と課題の提出期限を延ばしてくれました。
私生活でのストレスで勉学に集中できないと期末試験の日程を特別に1週間ずらしてもらった友人も。
先生を頼るのは珍しいことではありませんし迷惑でもありません。
むしろ授業についてこられていない生徒を把握できるため先生にとっても助かることなんです。
自分で抱え込みすぎてダウンしてしまう前に助けを求めましょう。
なお1点注意すべきこととして「授業が分からなかったからもう一度最初から教えてくれ」はNG。
授業についていくためのアドバイスを求めたり授業中わからなかった特定の箇所の追加説明を求めたりするのは大丈夫ですが、常識的におかしな頼みごとはしてはいけません。
先生も人間ですから全ての学生を平等に好いてくれるとは限らないでしょう。
相談の際は謙虚でいることを心がけましょうね…!
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逆に先生に気にいられると、本来B評価のところをA評価にあげてくれるなど優遇してくれることもありますよ!(笑)
助けてくれるクラスメートを作る

ひとつ前に先生に頼ることも海外で授業についていく上で大事だとお伝えしました。
しかし厳格な学校教育を受けてきた私たちにとって先生に相談しにいくってハードル高かったりしますよね。
そんなときはぜひ同じ授業のクラスメートに助けを求めましょう!
(とはいえ内向的な人には難しい秘訣だとは思いますが…汗)
ただあまり友達を作るのが苦手という人でも、偶然隣に座った人が日本人好きということもあります。
留学中の交友関係って意外とひょんな出会いから広がるものなので、諦めず機会を伺ってみてください(笑)
同じ授業で友人ができると授業中にわからないことがあっても気軽に聞くことができますし課題の正解がわからないときは手本として見せてもらうこともできます。
ペア学習やグループ学習の際に知らない人と組む必要がない点もGood。
海外で授業についていくことが楽になるどころか留学ライフそのものが豊かになること間違いなしなので、チャンスがあればぜひ勇気を出してみてください!

友人がいると英語の伸びも早くなりますよ!
【最終手段】履修をやめる

最後にご紹介する海外で授業についていく秘訣は「履修をやめる」です。
授業ついていけてねーじゃん、と思った方も多いかもしれませんね(笑)
確かにそうなのですがただ生活するのさえ大変な留学においては潔く諦めるのもとても重要。
一度履修を決めたら最後までやりきるという考え方は素敵ですが、やりすぎは禁物です。
実際GPA(大学の成績)が重視される海外では、難しすぎる授業の履修を意図的にやめるのはよくある話。
私が留学していた大学では、学期の中盤までに履修をやめれば成績に響かないという制度までありました(汗)
ほとんどの海外の大学では、履修開始から1週間以内であれば履修をやめたり代わりに他の授業をとったりすることが公式に認められています。
確かに海外留学で授業についていくには、ある程度の努力は必要です。
しかし自分の努力だけではどうにもできないこともあります。
ひょっとすると授業についていけないのは先生の授業スタイルやクラスメートとの相性が合わないだけかもしれません。
(事実、同じ内容の授業でも先生を変えただけでついていけるようになったという話もよく聞きますし。)
途中で履修をやめて違う授業をとるのも手ですし履修をやめた分他の授業で頑張るのもいいでしょう。
きつくても頑張ってみるのだっていいと思います。
大事なのは「無理をしないこと」。
自分を大事にするために、また、なによりも留学生活を満喫するためには「履修をやめる」のも選択肢の1つだと覚えておいていただきたいです。
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振り返ると留学中落とした単位は授業形式が全く合っていなかった気が(汗)。それ以外は好成績を収めていたので相性は重要な要素かもしれません。
まとめ
今回は私がカナダへ1年間の交換留学に行った際に身につけた「海外留学で授業についていく秘訣」をご紹介しました。
特に最後に紹介した方法には驚いた方もいたのではないでしょうか。
この記事を通して交換留学に行きたい人の背中を押すことができたら嬉しいです。
私が留学したカナダやTOEIC勉強法についても記事にしています。気になる方は下のリンクから!
今後も私のブログを見にきてくださると幸いです。
ブログ以外のSNSもございますので、そちらもぜひチェックしてみてください!
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